開業して
上手く行くための
スキルとは?
成長して欲しいから伝えます
開業成功の7つのスキルとは?
今後の歯科の状況を考えると立地が良かっただけでずっと上手くいくことは少ないです。なぜなら、インターネットなどの普及によりさまざまな情報が入ることが多くなり立地だけでなく内容でクリニックを選ぶ人がより多くなるからです。ですので、開業成功のスキルを効果的に学び体得することが最短で結果を生みます。
では、その7つのスキルとはなんでしょうか。それは以下の7つです。
①治療技術 ②コミュニケーション能力 ③気付く力と計画力 ④コンサルスキル ⑤マネージメント ⑥マーケティング ⑦マインド
ところで、現状①~⑦をどの程度学んでいますか?人に聞くと、①の治療技術に集中してるケースが多かったります。確かに、治療技術の向上はもっとも歯科医師として大切ですし一生かけて学んでいくことでしょう。
ただ、だからといって治療技術だけ学べば開業して上手くいくかは別問題という部分もあります。歯科医師になって3~4年ぐらいは徹底的に治療技術を向上に力を入れた方が良いでしょう。しかしその後は、違う部分にも力を入れていくことが必要です。
スキルの詳細
スキル
1
治療技術
まずこれは当然のことであるので日々研鑽してください。またできれば、何か一つ得意な診療をつくると強みにもなりますので、なんでも勉強していくのではなく戦略的に考えて学んでいってください。
インプラントでも、根管治療でも、歯周外科でも良いと思います。
スキル
2
コミュニケーション能力
ここはとても大切です。治療以上に患者さんはこのコミュニケーション能力でクリニック自体を評価するケースが多いです。コミュニケーション能力とは、端的に言えば感じが良いドクターであるか。患者さんが話を聞いてくれたと感じ、また話していて安心感を与えるドクターであるかということです。
スキル
3
気付く力と計画力
気付く力とは、クリニックの問題点や自分の問題点をしっかり見つけ出せること。計画とは、その問題点をいつまでにどのようなステップで解決するかの計画を立てることです。
スキル
4
コンサルスキル
これは相手に治療を受けたいと思ってもらう力です。決して、押し売りをすることではありません。もしあなたが保険診療だけしかしないのであれば、あまりこのスキルは必要ありません。
ただ、自費診療等を導入していくのであればコンサルスキルは必要となってきます。理由は、保険と自費では患者さんの支払いの金額が全く異なってきます。だとすると、その金額に見合った治療かどうかが必要となります。見合った治療を提供するのはもちろんですが、患者さんからするとそんなにお金を払てやるものなのか?と疑問を持ちます。
そんな患者さんに『意味』や『価値』を上手に伝えられるかどうかで、せっかく学んだアカデミックな治療を受けるか受けないかが分かれます。
スキル
5
マネージメント
マネージメントとは、クリニックの人をまとめる力です。あなたがいくら治療を頑張っても衛生士の質が悪かったらどうでしょうか?受付が初診を電話で断っていたらどうでしょうか?助手が面倒臭そうに患者さんのお通しをしていたどうでしょうか?患者さんからは、先生は良いんだけど来たくないなと思ってしまうのではないでしょうか?
医院はチームで成り立っています。チームメンバーが患者さんの為により良い環境や対応ができるように導く力が必要です。ただ厳しく「やれ!」と言っても人は動きませんし、スタッフは辞めてしまいます。スタッフが自ら行動したくなるように導くことが大切です。
スキル
6
マーケティング
マーケティングとは簡単に言えば、広告等で患者さんを集めることです。一番分かりやすいことだとホームページがあります。その他にも、パンフレット・小冊子・看板などなど。しかし、いまどきホームページもパンフレットも作っているクリニックは多いです。業者に頼めば誰でも作れるからです。そうではなく、患者さんが来たくなる戦略を立てることが大切です。
スキル
7
マインド
マインドとは考え方のことです。正直、良いマインドを持っている人は自然と成功します。悪いマインドを持っている人は何をやっても成功しないかもしれません。
何でもプラス思考が良いとは言いません。ただ考え方が、すべての感情や行動に影響します。より良い考え方を持っている人は、より良い感情を持ち、より良い行動をします。良い感情と行動をすると良い結果を生む可能性が格段に高くなります。
逆もしかりです。
基本的に歯科医になって最初の3~4年間は①と②を集中 的に学んで下さい。卒業後、4年以降からは③と④も一緒に学ぶと良いでしょう。開業があと2~3年以内となったら⑤と⑥も学ぶと良いと思います。また常に①~⑦を教えてくれる人がいるかどうかで成長のスピードは大きく違ってきます。
日坂会の想い
私たちがお伝えできること
日坂会を見てみたい!
日坂会っていったいどんなクリニックなんだろう?